繪日記帳

折りにふれて描き上げた絵画に言葉を添えて少しずつアップしていこうと思っています

水彩紙ニューカマー

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ランプライト F4

 今年ミューズ社から発売された高級水彩紙「ランプライト」、かの水彩紙の頂点「アルシュ」に引けを取らないという評判だったので、どんなものかと今日絵の具を買いに行ったついでにF4のスケッチブックを買って早速描いてみました。

 見た目はやや黄味のある紙で落ち着いた印象。描いた感じは「アルシュ」よりもサイジングが強くてビックリ、「アバロン」よりも強いかも。最初からぼかしを活かすにはたっぷりと水でウォッシュしなければなりません。サイジングが強い分表面も硬くて少々荒っぽく擦ってもびくともしませんね。もちろんマスキングOKです。ふ〜ん結構面白い紙だなと思いましたが、この紙の特性を活かして描くにはテクニックがいるなと思いました。でも久しぶりに純国産で良い紙が出てきたなと思います。コットン100%なので保存性も文句なしですし。

 ただ発色の良さは「アルシュ」に軍配が上がりますね。きっと紙の白さが足りないんだと思います。これで純白にしてもらえれば嬉しいんですけど。

 

7月にいった京丹後、久美浜の船泊まりを写した写真を元に描きましたがやっぱりスケッチから描くほうが僕には合っているようです。