繪日記帳

折りにふれて描き上げた絵画に言葉を添えて少しずつアップしていこうと思っています

集中できず

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 前回のアップから時間が経ちました。胆石で入院したり、田植えや野菜の世話という農作業も忙しくてなかなか筆を持つ気になれなかったんです。あ、そうそう、我が娘も25歳で巣立ちしたこともありましたし。

 が、一度なにか大きな構造物を描くことにチャレンジしたいという気持ちがあったので少しずつ描き進めてはいたんですね。完成までにおよそ二ヶ月かかりました(笑)

 これは旧毛馬閘門です。今は公園として保存されています。以前自転車で訪ねた時に感動したことを思い出して午後の光が綺麗な時に写真と簡単なスケッチをして帰ったものを自宅で描き起こしました。描いていてもその迫力にタジタジ。明治のヤル気は本当に凄いものだと改めて思いました。

 きちんと遠近法を使って描いたので、まあ割と立体感が出たように思いますがちょっと説明的すぎますね。これは絵画とはいえないかも。もうこの描き方はこれで終わりたい気持ちですがなかなかこの歳でスタイルを変えるのは難しいのも分かっています。

 分かってはいるんですけどね。はぁ。

アルシュ 420mm x 760mm