繪日記帳

折りにふれて描き上げた絵画に言葉を添えて少しずつアップしていこうと思っています

万博公園

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  たしか小学校5年だった1970年万博開催当時の喧噪は夢の彼方、今ではどこにどんなパビリオンがあったのかさえ全く記憶にありません。手元にはスタンプを一杯押した公式ガイドブックと入場券の半券等と、当時まだ珍しかった(今はもっと珍しくなった?)ビューマスターの3Dリールが数枚残るのみです。

あ、ビューマスターをご存じない方はググってみて下さい。双眼鏡のような装置に円盤状のリール(これに専用カメラで写した二枚対の立体写真が貼ってある)を差し込んで見る高尚なおもちゃで、当時無茶苦茶ハマりました。今も立体写真が好きで専用カメラで撮り続けているのは万博を写したリールを手に入れて穴が開く程眺めていた事が始まりだと思います。

今日、久しぶりに万博公園を描きました。おしゃべりが長くなったのもあって最後の仕上げは家で。描いていて隔世の感がこみ上げてきました。

 

ちなみにこれが私のビューマスター。

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双眼鏡のようなビューワーはこのほかに外光式のものもありますがこれは電池で中の豆電球を光らせて観るというものです。実は僕のものはレンズをローデンストック製に換装し、反射板を入れた上でハロゲン球に交換したものです。たかがおもちゃには過ぎた改造ですがさすがによく見えます。今夜はこれを覗きながらチビチビやりたいと思います。